Unreal Enginでカットシーンを制作する方法のメモ。
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— 毒毒 (@dokudoku240804) January 7, 2025
今回はレースゲームのテンプレートの「ビークル」を使用して、レース開始前にコースを一望するカットシーンを作成していく。
レベルシーケンスの作成
コンテンツブラウザ上でレベルシーケンスを新規作成。
ドラッグ&ドロップでレベル上に配置する。
配置したレベルシーケンスを選択した状態で詳細から「レベルシーケンスを開く」を押してシーケンサーを開く
カメラの追加
カットシーン用のカメラを新規作成。今回はCineカメラアクタを使用。
レベル上に配置する。
アウトライナーからCineカメラアクタをシーケンサーにドラッグ&ドロップする。
キーフレームの追加
作成しやすいようにタイムラインをfpsから秒数表示に変更(任意)。
シーケンサーのTransformの「+」を押すことで各フレームにキーを追加していく。
カメラを選択した状態でプレビュー画面を見ながら、もしくはカメラを右クリックし「カメラをパイロット」(エディットのビューとカメラのビューを連動させる)でカットシーン再生時のアングルを確認しつつキーを追加する。
カットシーン中に別のカメラに切り替える
2台目のカメラを追加し、1台目と同様にシーケンサーにドラッグ&ドロップ。
シークバーをカメラを切り替えたいタイミングまで移動させ、カメラカットの「+」から2台目のカメラをバインディングする。
以後のフレームに1台目と同様にキーを追加していく。
プレイと同時に自動再生させる
レベルシーケンスの詳細にあるPlaybackSettingsの「自動プレイ」にチェック。
こうすることでレベルが読み込まれたと同時にカットシーンが再生される。
任意のタイミングで再生したい場合
レベル上でレベルシーケンスを選択した状態でレベルブループリントのイベントグラフに移動。
レベルシーケンスの「リファレンスを保存」を押してレベルシーケンスの参照をイベントグラフに追加し、Playノードを繋いで再生する。
カットシーン中のプレイヤーの操作を無効化する
レベルシーケンスの詳細にあるシネマティックの「キャラクター操作の入力を無効化」にチェックを入れる。
これで完成。今回は以上。